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お前はあらゆる頂上の深さである

今日はお前を私が読むだろう、そしてお前は私のなかで生きるだろう

あらゐけいいち『CITY』2巻:初出情報・単行本修正箇所・その他気付いたことなど(その2:「第19話」~「第25話」)

あらゐけいいち『CITY』2巻:初出情報・単行本修正箇所・その他気付いたことなど(その1:「第13話」~「第18話」) - お前はあらゆる頂上の深さである

その1の続きです。

 

CITY(2) (モーニング KC)

CITY(2) (モーニング KC)

 

 

「モーニング」2017年12号

第19話「飛び出せ!青春キャンパスライフ☆」

物語時間:物語開始から3日目(月曜日)、午後12時26分

タイトルの元ネタは1972年に放映された学園ドラマ「飛び出せ!青春」から。

 

P80、2コマ目:南雲がにーくらに掛けているプロレス技は卍固めか。

 

P80、4コマ目:にーくらのTシャツに描かれているキャラクターは、18話に登場するわこの友人が付けている髪飾りと同じ。劇中に登場する何かのキャラクターかもしれない。

 

P82、4コマ目:単行本では、わこの学年が「大学二年」に修正されている。雑誌掲載時は「大学三年」と表記されていて、雑誌のハシラにも「南雲より一学年上」と併記されている。

 

P83、1コマ目:蓼科神威がモブとして登場。

 

 

P83、4コマ目:「TACCHINARDI」…元イタリア代表のサッカー選手、アレッシオ・タッキナルディユベントスに所属していた頃のデザインTシャツを着用している。

http://i.ebayimg.com/images/g/-coAAOSwo0JWG8ht/s-l1600.jpg

 

P85、1コマ目:単行本では南雲の表情が描き直されている

 

P89~90:幕間ページ描き下ろし 

 

2017年13号

第20話「泉わこの問題」

 

2コマ目:「バケモノバッジ」…18話(前日)P71にて、わこが製作した姿が描かれている

 

P95、1コマ目:「むひょー!」と発言しているモブ人物は、第14話にも登場している「ホームラン坊や」似の高校生と同一。

https://pbs.twimg.com/media/C98L8ugU0AASSYe.jpg

 

 

P96、1コマ目:フェイ王国のロゴがバックプリントされたTシャツを来ている男性がいる。 

 

P96、4コマ目:P63の真壁父が決心をするのと同じリアクションをしている。

 

P99、2コマ目:「ルビーの指環」…1981年に発売された、寺尾聰によるシングル。

 

P100、6コマ目:南雲が出くわして驚いている、十字架の描かれた覆面を被った人物が「光岳先輩」か?

Helvetica Standard」No.71に登場する、天使ピノの住居の大家も同様の覆面の人物が登場するが、何らかの関係性がある?

P100、6コマ目:4話目に登場したモブがここでも再登場している。

 

P101~102:幕間ページ描き下ろし

 

2017年14号

第21話「ボクらは仲間だ!さわやか3組!!」

物語時間:物語開始から3日目(月曜日)、13時24分

 

タイトルの元ネタは、NHK教育で放映されていたテレビドラマシリーズ「さわやか3組」から。

さわやか3組 - Wikipedia 

 

P103、4コマ目:1968年日本プロレス入門、1969年デビュー、1971年 日本プロレス退団、1972年新日本プロレス旗揚げ参加、西ドイツに遠征…次ページに書かれている通り、木戸修の来歴

 

P113、1コマ目:「ハニ(ワ)、(世)界の○○」と書かれた張り紙…ハニワの発掘を行っている真壁母と関係がある?

 

P115~116:幕間ページ描きおろし、P115の「CITY南高校」周辺地図は、八王子実践高校付近の地理によく似ているとの情報提供あり。舞台のモデルになっている?

 

2017年15号

第22話「友達」

物語時間:物語開始から3日目(月曜日)、16時

 

P117、2コマ目:ロッカーに書かれている苗字「扇」「小川」…それぞれ山梨百名山の扇山と小川山から。

P117、2コマ目:後ろのホワイトボードに「松/甲8:30校門集合 欠席者は提出すること」という伝言。今後「欠席者」が何かを提出するエピソードが用意される?

 

P123、2~3コマ目:荒島寺と自販機は27話にて再登場する。

 

P128~129:幕間ページ描き下ろし

 

2017年16号

雑誌掲載時:第23話「オレの名は」

雑誌掲載時のタイトルは、2016年のヒット映画「君の名は。」を意識していたかもしれない。あるいは、1952年に放映され社会現象となったラジオドラマ「君の名は」か。『日常』10巻P103にも小題の一つとして「君の名は」が登場する。

 

単行本収録時:第23話「路地裏のリベンジ」

『CITY』2巻の中では唯一、台詞の全面改定が行われ、ストーリーの内容が大きく変更されている。雑誌掲載時は「オレの名は」というタイトル通り、4話に登場したモブの内の一人が御婆に向かって自己紹介しようとするが、まったく取り合って貰えないというストーリーだった。

 

・以下、雑誌掲載時の改訂前の台詞を引用。単行本と見比べてみてください。

P131、2コマ目

「誰だい?」

「さっきから

つけてきてる

ヤツは」

P131 、5コマ目

「この間は

世話になったな!」

「御婆!!」

P132、1コマ目

「オレの名ぶ」

P132、3コマ目

「ちょ

ちょっと

待ってくれ!!」

「違うんだ!!

一旦落ちつい

てくれ!!」

P132、4コマ目

「いいか!

最初から

行くぞ!」

P132、5コマ目

「気配を消していたのに

気づくとは流石だな…」

P132、6コマ目

「この間は世話に

なったな!」

「御婆!!」

P133、1コマ目

「オレの名ぶ」

P133、3コマ目

「ちょっと待ってくれ!!

何故攻撃して

くるんだ!!」

P133、4コマ目

「そして何故

前口上を」

「言わせて

くれないんだ!!」

 P133、5コマ目

「まだオレが敵かどうかも

わからないだろ?」

P133、6コマ目

「わかった!!

すぐ本題に

行くから

聞いてくれ!」

P134、1コマ目

「オレの名ぶっ!!!」

P134、2コマ目

「毒霧―!!!」

P134、3コマ目

「なぜ本題に

入れてくれない!!

そしてなぜ

名のらせてくれ

ないんだ!!」

P135、2コマ目

「同じ大学で

見かけて気になって

後をつけちゃいました」

「あんたは

あの時の…」

P135、3コマ目

「かなわぬ敵と

分かっていても

退くに退けない

時もある」

「同じ

学び舎のよしみ

助太刀いたす!」

P135、4コマ目

モンブラン大学一年」

「蓼科神威推参」

P135、5コマ目(単行本では削除)

「!!!!」

P135、6コマ目(単行本では削除)

「………」

P136、1コマ目

「そして

オレの名ゴ!!」

「ふわ!!」

P136、2コマ目

「なんで!!」

「なんで言わせて

くれないんだ!!!」

P137、4コマ目

「ゲ!

ババア!!」

「テメー家賃

払う気あんの

か!?毎日働け」

 

※単行本では御婆の台詞が「ちょっと待て」「用がある 停まれぇ!!」に変更されているが、これは第28話の展開に合わせる形の変更であると考えられる。

 

P137、6コマ目

「大丈夫っス

か?」

「ははっ……助太刀

どうもです……」

P138、4コマ目

「一年……」

P138、5コマ目

「オレの名は……」

 

・その他、修正箇所や気付いた場所など

 

P129、1コマ目:店前に飾っているマカベェの置き物から機械コードが何本も飛び出している。実はロボ的なものかもしれない?

 

P130、4コマ目:4コマ目:本官が御婆に敬礼をしているのは、第4話の出来事が本官の脳裏に刻まれているからか。

 

P130、5コマ目:蛇が寝ている。

『日常』8巻P52に登場した「ブラックマンバの赤ちゃん」と同一固体?もしかしたら、8巻P52に登場した場所と全く同じ舞台を御婆は歩いているのかもしれない。

https://pbs.twimg.com/media/C97op57V0AEzpuB.jpg

 

 

P133、6コマ目:雑誌掲載時では御婆が首肯した時の擬音「コクリ」が削除されている。

 

P134、4コマ目:単行本でコマごと追加、雑誌掲載時は3コマ目の左側に蓼科の後ろ姿が描かれている

 

P134、5コマ目:単行本では、擬音「タッタッタッタッタ」が追加されている。

 

P135、1コマ目:蓼科神威が登場。Tシャツのイラストが、18話のわこの友人の髪飾りや、19話のにーくらのTシャツに描かれているキャラクターと同じ。

 

P135、4コマ目:単行本では、蓼科の表情が描き直されている。また、雑誌掲載時では存在していた5~6コマ目が単行本では削除されている。

 

P137、6~7コマ目:モブの表情が描き直されている、蓼科はそのまま

 

P138、2コマ目:単行本では、擬音「ザゴ」が追加されている。

 

P138、5コマ目:単行本では、擬音「ズズーン」が追加されている。

 

P139~140:幕間ページ描き下ろし。

 

2017年17号

第24話「三人組」

P141、3コマ目:写真賞の選考委員が「モンブラン田中山」…モンブラン大学モンブラン学科と何らかの関係がある?

 

P142、3コマ目:交番の後ろにわことにーくらの居る公園…1巻カバー見返しに掲載している地図から推測するに、公園の名前は「どんぐり公園」

 

P150、4コマ目:南雲がわこに掛けているプロレス技はアルゼンチンバックブリーガー。『キン肉マン』の主要キャラクター・ロビンマスクの必殺技「タワーブリッジ」としても有名。

 

2017年18号

第25話「漫画道」

タイトルの元ネタは、藤子不二雄Aまんが道』から。

 

P153、1コマ目:建物の2階が「スタジオ唇泥棒」…みおが『日常』の中で投稿した漫画作品が「前略 こちら!!くちびるドロボー」。スタジオの名前に起用するほどの出世作になった?

他にもみおは「これ一休 お主のとんちで私の唇を奪ってみよ!」という台詞を残している。

1巻第1話と第5話では「東堂商会」の建物が登場するが、意図してか2階にある「スタジオ唇泥棒」の外観はまだ描かれていない。

 

P153、2コマ目:みおの机の脇にハニワが置かれている。1話に登場する南雲が持ち去ったハニワと全く同じデザイン。真壁母がみおにハニワを送った可能性があり、だとすれば真壁母がゆっこであることを裏付ける証拠となるかもしれない。

 

P153、3コマ目:みおが手を怪我したのが「昨日の今日」…昨日怪我した様子が、P39~40の幕間ページやP73にて描かれている。

 

P153、4コマ目:第一話にて南雲の家にも登場したヘドロ人形が置かれている。ヘドロ人形の頭部が取れて人間の頭が露出している。

P153、4コマ目:アシスタントが二人。ヘッドホンにフードを被っているショートカットの人物は『日常』10巻「日常の185」に登場するアシスタントの女性と同一人物?

 

P154:「落胆くん」…月刊「ニュータイプ」2017年5月号にて、「落胆くん」のスピンオフ漫画が掲載。

 

P156~157、1コマ目:

#106「呪い」…少女が被っている帽子デザインの元ネタは『ドラえもん のび太魔界大冒険』か。

#141「UFO」…ヘルベチカスタンダードNo.49、55「カオスさん」にもキャトルミューテーションネタがある。

#301「安全地帯にベヒーモス」…デザイン的にFFに登場するベヒーモスか。

モンスター/【ベヒーモス】 - ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki*

 

P160、1コマ目:鬼カマボコ先生が歩いているのは「青春土手」、第17話に引き続いての登場。

 

 P160、5コマ目:鬼カマボコ先生のTシャツに描かれている文字「Monoeye」、商業版『Helvetica Standard』ではモノアイというキャラクターが登場したり、一つ目アイコンが校章になっている「目頭高校」が登場するが、何か関係がある?
雑誌掲載時は、「テカリダケ第6回公演「単眼のケモノ」CITY小劇場」とTシャツに書かれていた。光岳先輩と鬼カマボコ先生の間につながりがある?

 

2コマ目:「轟氏~」…親しい友人知人を「~氏」と呼ぶのは、『まんが道』の登場人物が元ネタ。

雑誌掲載時のハシラに書かれていたアオリ「なろう、なろう、あすなろう、明日は檜になろう。」は、『まんが道』でも度々取り上げられていた井上靖あすなろ物語』からの引用。

 

P162、4コマ目:「ジャンプ力がある女の子」…

追記:「ジャンプ力のある女の子」は、鬼カマボコ先生との衝突を背面跳びで避けた南雲(P3、4コマ目)のことを指しているのではないか?というコメントをいただきました。その通りだと思います。

ご指摘ありがとうございます!

 

P162、4コマ目:「CITYの夕が暮れていく」…1巻ラスト第12話と同じ話の締め方を行っている。

 

 
 
P163:目次ページ、三人組のイラスト描き下ろし